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2012年09月12日

子供の書く文字

『国語塾』を謳っている我が塾としては結構気になっている子供の字です。

一概には言えませんが、概して成績があまり良くない生徒は文字が雑です。

答案でも読めない字を書きます。

国語の時間くらい、一画一画を丁寧に書こうねと言っていますが、目を離すとすぐに自己流になります。

しかもある生徒は成績の下降と共にくせ字が強くなりました。

入った頃は字が丁寧で計算も丁寧、しかもキレイで読みやすい。ただ唯一問題点は丁寧故か遅い。

残念ですが、その子は勉強方法が間違っているのか、私の指導が足りないのか、徐々に成績が下がりました。

もっと言えば塾内テストは点数的には5教科ともかなり上がりました。上がり続けました。

もぎテストでは緊張してしまったのか、普段解けている問題をことごとく間違えて「えっ?」という結果でした。

「オレ、やばい・・・」「やばいってすごいとか、おいしいってこと?」;今のやばいの使い方は本来と逆の意です。

「いや、ホントにまずい」

「そうか、そのやばいは正しい使い方だよ。先生が今回の結果を見てヤバイと感じたことは、解けなければならない点取り問題を落としていること、文字が一画ずつきちんとしていないから正確に書いているつもりだけで採点では正解にならないことだよ」

とにかく、この生徒に自信を取り戻させ、やる気を復活させなければなりません。

実は、私は宿題や自宅での勉強について具体的に指示しています。時間配分まで伝えています。

でも、実際の所指示通りに出来ていない様です。

「英語テキストの基本例文を毎日1ページずつ覚える」「英単語を毎日10個書く」「漢字は漢検テキストを1ステップずつ進め、前日のステップ復習を必ず10分以上やること」・・・。

口伝えでは飲み込めない、でもメモを取らない。

こちらがそれをメモ書きで渡したりもしています。「今日の課題」みたいに箇条書きで。

あるいはテキストや参考書の使い方をプリントにして渡したりもしています。

さて、文字ですが、大切です。はらう、はねるなどだけでなく、一画足りないなど予想もしない間違いもあります。

しかも小学校レベルの漢字ですら。

アルファベット、数字についても同様です。計算問題で自分の字を見間違えて計算できない、あるいは誤答、結構あるパターンです。



くせでもあるし、性格的な物でもありますが、努力で時間を掛けて直せるものです。

子供達にはその辺の指導すら、口を酸っぱくして言い続けなければならない、ご家庭でも是非お願いしたいことです。


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    Posted by ちび太 at 11:37│Comments(0)仕事
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